なぜか突然クリスマス

 2人で行った東急ハンズで衣装を見て、
「プッこんなの着るヤツバカじゃネーノ?」
と鼻で笑っていた衣装が……なぜかおれの目の前に現れていた!
 それを差し出すヤツは原田。ニヤニヤ笑いが止まらない。
 不気味過ぎだ。おれは寒気に暖房が入っている部屋、あまつさえこたつにいるのに凍えた。
 普通に過ごす予定だったクリスマスイブ、直行直帰のおれが先に予約のケーキやお酒、チキンなどをピックアップして家で待っていると、ピンポーンとインターホン鳴らして原田が帰ってきた。
 別にわざわざ鳴らさなくてもいいのに。鍵持ってるだろうが。そうブチブチ心の中で悪態付きつつも、いそいそとエプロンで手の水気など取りながら出ていけば、原田はなにやら満面 笑みでステンカラーのベージュのコートの下に濃い色のスーツを着、片手にブリーフケース、片手にリボンのかかった綺麗な包みの覗く紙袋を下げていた。
 その姿は様になっていて、おれは一瞬うっとりとしたことだ。
 そしてその華やかな紙袋は間違いなくおれへのプレゼント、心浮き立たないわけがない。
「何?それ?」
とウキウキを隠せず言えば、原田もにっこりして、
「お前に。メリークリスマス」
と渡してくれる。その笑顔のなんと素敵なこと…おれはもう身体の芯から打ち抜かれ、とろけそうになりながら、大事に紙袋を押し頂いて原田の先に立ち、リビングへと取って返した。
「開けていい?」
「どうぞ」
 原田の素敵な低音が身体に、下半身に響く。素敵…こんないいムードのクリスマスなんて何年ぶりだろう。
 ああやっぱり、クリスマスって素敵。
 そう思いながらガサガサと幸せの音響かせながら包装紙を破いた。
「なにこれ」
「見ての通り」
「……誰が着るん」
「お前に決まってるやんか」
「………じょー…だんきついわ。おれはそんなキャラとちゃう……お前のキャラの方が合うんちゃう?お前が着れば」
 そのでっかい箱に入っていたのはコンビニなどでおなじみの(?)サンタコス……おれは唖然とした。何年ぶりかのプレゼントがこれでがっかりして箱を押しやりそう言えば、
「赤城君、着たら可愛いーと思うけどな~絶対似合うって。おれが着てもカワイないもん。似合う、似合うよ。あ~見たいな~…実は何年も前から着て見せてほしいと思とってんけど、そんなお前の反応が怖くて買われへんかってん…今年思い切って買ったのに、」
と、演技に違いない…と思いつつも期待に溢れていながらも落胆している声を出されて、ちょっとぐらつく。
「や、ダメ、イヤやって、」
「お前のために……折角買ってきたのに」
 そうおれの目を見てだめ押しのように言われれば……あっヤバイ、おれってダメなやつ。なんか着なきゃいけない、勿体ない気分に体中が焦燥にかられてきた。
 おだてに弱い&「折角買ってきた」このフレーズに弱いんだ…貧乏性だから。
「じゃちょ……ちょっとだけだぞ、」
「やったぁ!赤城君だから大好き!」
 ヤツはニコニコしてそう言う。
「うそつけ、」
 おれはそう毒づきつつも箱を携え寝室に行った。こんな格好、コスプレみたいなのするのって恥ずかしくてドキドキする。とにかくおれのキャラじゃないんだ。それだけは断固としていいたい。だけど……
 原田が喜んでくれるんなら…

「原田!こっこれ……ズボンない?」
 上着を着て、おれは大声を出す。箱の中には三角帽子とブーツというか部屋履き?みたいなのしかなかった。
 おれはてっきりズボンもあるもんだと思って、はいてた部屋着のズボンは脱いでしまってた。そのままの格好で箱を抱えて原田のとこへ行くと、彼はそれはもうニヤリと嬉しそうにし、
「ナマ足えーなー…それでええねん。可愛いよ赤。雰囲気乱すからパンツも脱いでな」
とか言う。
「な……!」
 おれは上着の前を押さえる。
「早く、早く、」
と囃されて、またついソノ気になり……どうせ2人っきりなんだし、どうせなら踊らにゃそんそん、みたいな気分になって……おれってつくづく貧乏性だな。それともおだてに弱いだけ?
「ちょっと、一回、だけよ……」
と原田の目の前、ソファとコタツの間に立ってパンツに手をかけ、そろそろと脱いでいった。

 脱いでドッキリ。おれって考えナシに言われるままに行動して、やったあと後悔することが多いわけだが、今モーレツに後悔していた。
 半ケツくらいの、見えそで見えないくらいの丈の上着は、物凄く股間辺りが落ち着かないことになっていた。どうにも何かがはみ出てる気がして仕方ない。
「絶景!」
と口笛吹いて言われると、カーッと頬が熱くなり、おれは前がきちんと隠れるように、裾を抑えた。するとどうもケツがスースーする。前を隠して尻隠さず。
「みっ見ないで、」
「今度はケツが、すげー可愛い!ぷりぷり、」
 原田はスーツのままハイハイして、おれのケツを見に来る。
「だ、だめって、」
 焦ってお尻が隠れるようにのけぞり気味にお尻を押さえたら、前が全開…
「やっヤダこれ…もうサービス終わり、」
「おっとそうはいくか、」
 今まで踊り子さんにお手を触れないで状態でおれの側で見ていただけの原田が素肌の尻から手を滑らし、腰を掴む。
「お前も充分、刺激的で感じてるやろ。勃ってる」
「あっ……」
 そのまま、半勃ちのものを掴んで、スリスリと撫でられる。
 そしてソファの足下に尻餅つかされて、足を広げられて、大事なとこを晒されて。
「原田……メシ、」
「メシよりこっちが先に食いたいね。おれは。プレゼント…つーかお宝全開」
 のし掛かってくる身体。
「あっ……」
 くちゅくちゅ、と音を立てて、原田がおれのに食らいつく。もうダメ、いきそう。恥ずかしくって恥ずかしくって、上がっちゃって興奮して、なんだかワケが分からなくなってきていた。
「ありがとうサンタさん」
 そんな恥ずかしいことを言われて、おれは……
 どぴゅ。って感じで出しちゃった。心臓が、バクバク五月蠅い。呼吸が苦しい。

突然書いちゃった。だんだん原田君壊れてる…?でも最初の方の原田君がなんだかカッコイイ…くなっちゃったので、実はこの先も考えて(そっちがそもそもメイン?)たんだけどそれは余りにも原田君全壊認定なので…(汗)ここで一旦切りました。ネタ的には日記にも書いたエロサンタ赤城君フォトセッションwith土井さん…(汗)内容があまりにもあまりなので04年内一杯で下ろしました。イラだけイラコーナーに一枚置いてます(→コチラ)。あと、拍手お礼にその後編を押し込んだので、興味のある方はぜひどうぞ。但し4種類あるので必ず出てくるとは限りませんが(汗)→拍手どうも!

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