2016年吉良さんお誕生日おめでとう企画

 ガラガラ……
「ちーす」
「なんだお前か、何しに来た」
「まあちょっと……ところで今日何の日か知ってます?」
「(ドキッ)さあ……分からないな。何の日だ?」
「(ニッコリ)日英同盟締結の日っスよ。最近授業でやったんスよー」
「…………」
「(ニヤニヤ)あれ?なんかムカついてます?なんでムカついてんの?」
「別に」
「まぁまぁ、知ってますよ。一月三十日はね」
「三十日は……?」
「『みその日』っスよね。毎月三十日はみその日!みそといえばみそっかすですよね。あれ?クソカスでしたっけ」
「…………」
「あれ?なんで眉間に皺寄せてんスか?そーいや茶も出ませんね」
「お前に出す茶なぞない」
「まーまー。しょーがないなすねちゃって。知ってますよ、吉良さんのお誕生日っスよね」
「…………」
「いちおープレゼントもあるんでそんなに拗ねないでくださいよ」
「お前のプレゼントなぞロクなもんじゃないだろう」
「うーんまーオレもこれはどうかと思うけど。でもこれもしょうがない流れ……」
「なにをブツブツ言ってるんだ。一体何なんだ、言ってみろ」
「セッ○ス」
「ぶふっ」
「………」
「………は?」
「だからセック」
「言うな!なんでそんなもんがプレゼントなんだ、うおー気持ちの悪い、見ろ、鳥肌が立ってるぞ」
「おれだってイヤだけどよーなんかそういう流れが」
「どこでそんな流れが、お前なんぞ願い下げだわたしには彼女がいる。迷惑だ!」
「オレこそ何の罰ゲームだよじょーだんじゃねーよ何が悲しくて三十路のオッサンのチン○扱いたりケツいじったりしなきゃならねーんだよ」
「気色の悪いことを口に出すなー!拒絶反応で鳥肌プラス吐き気までこみ上げてきたぞ!……ああ○○さん、浮気なんかしないよ機嫌直して……(おもむろに取り出し頬ずりべろべろちゅっちゅ)」
「うっわキメー、なにこのドグサレ変態リーマンオヤジ、ドン引き」
「なんか言ったか?ド低脳化石ヤンキーが」
「いいから仕舞えよきめぇんだよ……何が彼女だよそれオ○ホと一緒だろ?」
「オナ○とか言うな!可愛くて美しい彼女とオナ○を一緒にするな。オナ○とかあんな下品なもの口にするのも汚らわしい」
「何度言ってんだよこのオッサン…どんだけ気に入ったんだよ。やること一緒だろ?気取りやがって変態のくせに。いけすかねーオッサンだぜ」
「よかったなお互い嫌い同士この件はなかったことに」
「ところでやっぱり吉良さんてDTなの」
「不躾な質問に答える義理はない!お前が視界に入るのも不愉快だ出ていけー塩撒くぞコラ」
「おおー?やんのかコラァ上等だ表出ろコラ」
「無益な争いは好まぬがこう侮辱を受けては仕方がないな(ビシイッ、と仗助に向けて決闘の手袋よろしく彼女を投げつける)」
「ぎゃあっ、気持ち悪い、心底気持ち悪い!」


シブの方に前回分のエロのクッションとして書いたものです。エロの前にこんなもん読ませるなよ……エロ読みに来たんだよ、ってなるだろうなぁと思いながらも、仕掛けるのが好きでねぇ。予想を裏切り期待に応えるがモットーなもんでねぇ。期待には応えてないかもだけど予想裏切るのはしょっちゅうだろうな。このデッドオアアライブな性格をどうにかして欲しい。個人的にはやはり日英のことに触れたかったしとオナ○が書きたかったw

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