甘い毒薬と口約束 おまけ?小ネタ

-3-のスキーネタですが、遙~か昔、そうパート3をボチボチ書き始めた頃、こういうエピソードが浮かんでですね…書き付けておいたのです。で、それ流用しました。夜、雑魚寝の中で大胆にもHする(ヤられる)二人っつーのも、ボヤ~ンと長い間楽しんだんですけど、文章には、するのが難しいですね…

9X 2月、スキー。小山さんたちと。
 夜、話してる時、皆は委細かまわずタバコ吸う。赤の横で原田も伏し目がちにタバコをくわえ、火を点ける。赤はそれをじっと見、
「おれも吸いたなったな」
と言えば、原田は赤に目をやり、
「そう言うと思とったわ。ホレお前に似合いのモン」
と袋を出す。不治屋のペロペロキャンデー。
 赤は一瞬引き、困惑した表情ながらも一本取る。そして意地悪そうに笑い、
「太るよ?」
と言いながらもぺりぺり…と剥いでくわえた途端、
「それで舌使う練習でもしとれ」
と原田言う。
 皆が怯む間もなく、赤はキャンデーを吹いてしまい座の中央まで飛ばしてしまう。
「わ、汚ねー!」
と原田。
 赤、口を押さえ真っ赤になりながら身を乗り出しキャンデーを拾う。
「原田、そんな、何?生々しい会話はやめえや、」
と小山さん言う。
「気になる?」
と原田が言えば、皆うなずき、
「なる。赤裸々、いうやつやで」
「赤城君は並の人間やから、恥じらったはるやん。……カワイソウに。原田、お前も少しはTPOを考えろよ。幾らおれらの仲でも、」
「そない言わんでも…、想像した?」
と、さすがに少し照れたように原田言う。
「した」
と皆が皆、言う。ピュー、とやるヤツも。
 原田が赤を見ると、まだ紅く、ほんわかと色づいてる。
 赤は、口をしっかり押さえたまんま。
「……赤城君、可愛いなー」
 少しの間をおき、小山さん目を伏せ言う。
「何?お前、前分からへんて言うたやないか」
「イヤ。なんか今ので分かったわ。…そうやって、ほんのり紅くなって、はにかんでる姿は、なんかたまらなく可愛いわ」
「小山……!」
「お前が悪いねんで。ライバル増やしたくないんやったら、そうやって赤城君の可愛いとこ、色っぽいとこ見せびらかすなや」
 そういいつつも、小山さんの頭には目の前のカワイイ姿と、目を閉じ、うっとりと口を開き、舐め上げる悩ましい姿が叩き込まれたのだった…


んで、その時描いたイラがこれだった。

……以上、小ネタでしたー。今週中には、アレ終わりますって…て、もう4月ですよ、自分…

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